2021年のGWはなんと最大11連休!それは嬉しいけど……

県内に旅行に出かけたり、思う存分おうちでゴロゴロしたりと、今から計画を練りつつワクワクしている方も多いのではないでしょうか?

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調査員M

でも正直、11日も休んじゃったら休み前の生活に戻れる自信がないよね。

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ライターA

下手したら五月病まっしぐらだね……。

そう、今回のテーマはGWのダークサイド「五月病」。
大連休を心置きなく楽しむためにも、五月病対策は万全にしておきましょう!

そもそも五月病とは?

5月の連休後「会社に行きたくない」と思ったり、体調がすぐれなかったり、仕事に集中できない状態が続いたり…といった症状をまとめて「五月病」と呼びます。
進学や就職・転職といった大きな環境の変化があった方に起こりやすいといわれています。

五月病の原因

環境の変化

周りの環境が変わることは大きなストレスとなります。
慣れない環境に適応するために知らず知らず疲労がたまり、その疲れが連休明けにドッと表に出てしまうことが五月病の大きな原因。
この4月から新社会人になった方や転職した方、新居に引っ越した方などは特に注意が必要です。

人間関係

新しい職場・部署の人とうまくなじめなかったり、新しく入ってきた人と打ち解けられなかったりといった人間関係の不調も五月病の要因となります。

燃え尽き症候群

就職・転職・昇進といった大きな目標を達成したことで緊張の糸が切れ、五月病になってしまうというパターン。使命感や責任感が強い方は特に発症しやすいといわれています。

五月病の予防・対策

五月病を引き起こす最大の原因はストレス。なので、五月病を防ぐにはストレスをためないことが一番……ですが、そんなことはほぼ不可能です。
4月からの1ヶ月でたまったストレス・疲れを今のうちに軽減しておくと、五月病発祥のリスクを抑えることができます。上手にストレスと付き合う方法を見つけましょう!

アロマの香りでリフレッシュ!

精神的な疲れにはアロマセラピーが有効です。刺激の強い香りよりも、気分を落ち着けてくれる優しい香りで気分転換するのが◎。

気分転換にピッタリな香り
  • フローラル系:ネロリ(オレンジフラワー)やゼラニウムなど
  • 柑橘系:ベルガモット、グレープフルーツなど
  • 樹木系:プチグレン、サンダルウッド(ビャクダン)など
  • ハーブ系:ローズマリーやクラリセージなど

お風呂でアロマを楽しむときは、直接アロマオイルをお湯に入れると肌荒れなどの原因になります。血行促進作用のある塩や保湿力を高めてくれる砂糖、美肌効果のある日本酒などに数滴溶かしてから入れるのがベストです!

セロトニンを意識した食生活

自律神経のバランスを整え、気持ちを安定させてくれるセロトニン。そのはたらきから「幸せホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンの材料となるトリプトファン(必須アミノ酸の一種)、トリプトファンをセロトニンに変えるビタミンB6、セロトニンを脳に取り込むために必要な炭水化物の3つをバランスよくとりましょう!

セロトニンをつくる栄養素が豊富な食品
  • トリプトファン:卵、乳製品、大豆製品、キウイ、ナッツ、海藻など
  • ビタミンB6:青魚、鶏肉、バナナ
  • 炭水化物:ご飯やパンなどの主食

五月病予防のためにはGWの過ごし方にも要注意!

連休中だからといって夜更かしや徹夜を続けたり、暴飲暴食を重ねたりするのはNGです!生活リズムが乱れてしまうと休み明けのつらさが倍増し、五月病になってしまいます。

「いつも寝不足だから」と一気に寝だめをするのも危険です。
連休中は毎日8時間眠るようにする、食事の時間がバラつかないようにするなど、極力生活リズムが崩れないような過ごし方を意識しましょう。