ニキビパッチでニキビがすぐ直る?

マスクの着用が日常的になってしばらくが経ちますが、マスクの影響か肌荒れがひどい……。口の周りやあご周りのニキビが一向に直らず、諦めるしかないのかと思っていたところに発見したのが、ニキビパッチ。
美容大国韓国ではメジャーな治癒方法のようですが、本当に効果があるのか気になるところ。今回は、ニキビパッチの効果や使用方法など調べてみました!

ニキビパッチとは

透明や肌色のシートをニキビや炎症部分に貼り、保護することで悪化を防ぐニキビパッチ。
一般的にニキビパッチと言っていますが、正式名称ではありません。医療用では無いため、商品に対して使用することはできないため、商品名としては、スポットパッチやクリアパッチなどと言われることが多いようです。

ニキビパッチには2種類ある

  • 保護タイプ
  • 抗炎症成分タイプ

の2種に分類されるニキビパッチ。それぞれ詳しく説明していきましょう!

保護タイプ

ほとんどのニキビパッチは「ハイドロコロイド」という素材で出来ています。キズパワーパッドと同じで、皮膚にぴったりくっつくので傷口の保護に役立ちます。
ニキビは触ったり思わず掻いてしまったりするとどんどん悪化します。マスクなど口元にできたニキビは、どうしてもマスクが擦れてしまうので、治りにくく跡になりやすいという嫌な特徴があります。
ニキビパッチで患部を物理的な刺激や紫外線から守ってくれるため、直りの速さや跡の残りにくさを感じるようです。

成分配合タイプ

上記に加え、抗炎症成分や殺菌成分などが配合されているものがあります。
使用される成分の一例は以下の通り。

  • イソプロピルメチルフェノール
  • ティーツリー
  • ラベンダーオイル
  • サリチル酸
  • 高濃度ビタミンCなど

商品によって成分も様々です。膿みが発生してしまった赤ニキビを吸い出してくれるものもあるのでニキビの状態に合わせて、成分も変えてみるのが◎です。

注意点

まれにニキビが悪化してしまうことがあるようです。
ニキビの原因にもなるアクネ菌は、酸素の無い場所を好む菌。ニキビパッチで空気を遮断することで繁殖しやすくなるという懸念があります。

これを防ぐには、使用方法を守る事。肌に異常があれば、すぐに使用をストップすることです。また、美容成分に反応しトラブルを起こしている場合もあるので、保護タイプを使用するのも一つの手です。

ニキビパッチの使い方

使い方は簡単。清潔な状態にした患部に貼るだけです。
水気や油分があるとはがれやすくなってしまうので、貼る前にはティッシュなどで軽く患部を抑えてから貼ると長持ちします。接着面が汚れてしまうと、雑菌と一緒に閉じ込めてしまうため、患部を悪化させてしまうので、ピンセットなどを使用し、直接触らないようにするとより清潔です。

また、長く貼ればそれだけ効果が上がるものではありません。ニキビの悪化やかぶれにつながることもあるので、使用時間は必ず守るようにしましょう。

おすすめのニキビパッチ3選

エチュードハウスACCパッチ

大小2つのサイズが入ったニキビパッチ。
防ぐ・抑える・いたわるという観点で、肌荒れが気になる部分をケアしてくれます。10cmと12cmの2種類セットで、箇所に合わせて使い分けられるのも嬉しいポイント。

VTコスメティックス

シカクリームでも人気の「VT」。シカエキスで肌を修復してくれます。シールにテカリも無いので肌に馴染んでくれるのが特徴。日中の使用や上から化粧するのにもピッタリです。

メディヒール エーゼロショット トラブルドレッシング スポットパッチ

シートマスクが大人気のメディヒールからもニキビパッチが登場しています。
ニキビがつぶれたり触ったりするのを防ぐ患部保護タイプです。透明タイプは、かなり薄く目立ちにくいという口コミが集まっています。80枚入りなのでコスパも◎。

ニキビ対策に新しい風を!

マスクや花粉など避けられない肌荒れ。
できてしまったニキビを最短で直すために、ニキビパッチを使用してみるのはいかがでしょうか?
どの商品も500円前後とお手軽価格で、挑戦できるのも嬉しいポイント。量も多いので友達と一緒に購入したりしてみるのも良いですね。