2020.07.12
日焼け後はアフターケアが肝。正しい対処法を学ぼう!
もくじ
日焼けはアフターケアでなかったことに
日焼け止めや日傘などで防いでいても、うっかり日焼けしてしまった経験ありませんか?
日焼け止めが落ちてしまったり、塗り忘れがあったり、赤く火照ってしまった肌は、アフターケアが重要です。
日焼けした肌は敏感に
日焼けは、日光皮膚炎と言われており、やけどと同じ状態。
日に焼けた肌は乾燥し、少しの刺激でもヒリヒリとするほど敏感になっています。しっかりとケアをしないと、シミやシワの原因になったり、皮がめくれたりとダメージが大きくなってしまいます。
また、少しくらいの日焼けだからと油断していると蓄積され、どんどんトラブルが起きやすい肌になってしまうことも……。
調査員O
日焼けしないことも大切ですがアフターケアで今後の肌状態が変わることを心得ておきましょう!
日焼けは老化の原因!?
実は、肌の老化の原因は8割が紫外線だと言われています。
紫外線により体内に活性酸素が増え、肌が酸化します。酸化することにより、肌のくすみやキメが荒くなります。同時に、コラーゲンを分解してしまう分解酵素が増えます。コラーゲンの減少により肌のハリが失われ、若々しい肌のハリツヤが無くなってしまいます。
見た目では焼けてなくてもアフターケアを
長時間外で過ごしたあと、少し時間が経ってから日焼け跡がくっきりできたことはありませんか?
日に焼けた直後は分かりづらくても、肌が紫外線のダメージを受けていることがあります。外で過ごした後は、アフターケアを行うのが吉です。
日焼け後のアフターケアは時間が勝負!
日焼け後の肌は、8~24時間後には赤みがひどくなり、肌に定着するのは72時間以内と言われています。
つまり、即座にケアを行うのが正解。早めのケアで肌のダメージを最低限に抑えることができます。
また、72時間を過ぎてからも、肌の赤みが落ち着くまで、ケアは続けてあげてください。
日焼け後のケアの基本は冷やすこと
まずは、冷やすこと。日焼けした肌は、やけど状態で熱を持っています。冷たいシャワーや濡れタオルなどを使い、ほてりを取り除いてあげてください。
いつもより丁寧な保湿を心がける
熱や痛みが治まったら、化粧水やロ―ションなどをつけて保湿を行います。日焼けした肌は、乾燥し敏感になっています。ボディケアもいつもよりたっぷりと使い、しっかりと保湿してあげてください。
化粧水を冷蔵庫に冷やしておくと、冷却と保湿が同時に可能になるためおすすめです。
なるべく肌に優しいものを選ぶ
敏感になった肌は、いつも使っている化粧水でもピリピリとした刺激を感じたり炎症を起こすことも。なるべく肌に優しいものを選び、異常を感じたら、すぐに病院に行くようにしてください。
優しく浸透させる
水分を染み込ませたいからといって、パッティングはNG。手のひらで優しく包み込むように肌に浸透させてください。
マッサージなど、摩擦が起きるようなこともいったんお休み。肌がいつも通りに戻ってからにしましょう。
日焼け後のお風呂に注意
日焼け後は肌を温めるのはNGです。赤みや熱がある間は、湯舟は禁物です。
水分を取る
日焼け後は肌だけではなく体内もカラカラに乾いています。熱中症対策にもなり、肌の水分量もアップするのでしっかりと水分を摂取しましょう。
ただし、アルコールやコーヒーなど利尿作用が高いものは避けてください。血管を拡張させ炎症が悪化することもあり得ます。
ビタミンを積極的に摂取
美白効果のあるビタミンCや抗酸化作用を持つビタミンAなど、栄養をバランスよく摂れる野菜や果物を意識的に摂取しましょう。
サプリメントなどで補うのもおすすめです。
生活正しい生活を心がける
早く寝る、栄養を取る、体を休息させることで、肌のターンオーバーを正常にし、肌の修復を早めます。
重度の日焼けは病院へ
水膨れや吐き気、頭痛がある場合は、自己流のケアが危険になる事も。すぐに病院へ行きましょう。
まとめ
日焼けしないのが一番ですが、どれだけ気を付けていても完璧に防ぐのは難しいもの。
日焼けしたら、どうアフターケアを行うかが大切です。日焼け対策と一緒にアフターケアも備えて、夏のレジャーを思う存分楽しんでください。