2020.07.29
仕事でつかえる!知っておきたいビジネス心理学
心理学は生きやすくなる術のひとつ
人間関係や恋愛、仕事にも心理学の知識は活用できます。心理学と言っても難しかったりこざかしいものではなくて、相手の事を考えたら当たり前の事ばかりなんです。少し生きやすくなったり、円滑に仕事を進めるためにも、知っておいて損はありません。
ミラーリング
相手の行動を真似することで、親近感を抱かせることです。
相手が笑ったら笑うなど小さなことでも構いません。潜在意識に認識させるものなので気づかれないように行いましょう。
ツァイガルニック効果
人は、完成できなかったり、中断している物事に対して、より強い記憶を持ちます。ドラマでよくある気になるところで終わる、あれ。まさにツァイガルニック効果を使っています。
ビジネスにおいては営業だったら、押し引きに例えられるかもしれません。一度に全てを伝えるのではなく、お客様からの関心を待ってもらうのを待つというのも、商品を買ってもらうのに必要です。
フット・イン・ザ・ドア
知っている人も多いのがこのテクニック。
小さな頼み事を受け入れると、その次の要求も断りづらくなるという心理を利用したものです。人にお願いをするときには、小さな要求から段階を踏んで依頼してみましょう。
ドア・イン・ザ・フェイス
フットインザドアの全く真逆なのがこの方法。大きな頼み事を最初にして、断らせることで相手に罪悪感を抱かせ、次のお願いを承諾しやすくするものです。
相手との信頼関係やどこまでのお願いをするかなどは難しいですが覚えておきましょう

調査員O
つまり、いきなりお願い事はしてはいけないってことですね……
希少性の原理
人間は数がすくないものに価値を見出します。よくお店で残り一点とかみると欲しくなっちゃう人も多いですよね。限定されたものを手に入れることで自分も特別な存在と感じるようです。売りたい商品がある場合は、限定品にするというのも一つの手です。
単純接触効果(ザイアンス効果)
広告やSNSでの大規模なプロモーションなどで使われているのが、このテクニック。接触回数が増えることで人は、好感度が上がっていきます。最初は好きじゃなかったタレントもだんだんかわいく見えてくるだんだん好きになってくるというのも、この心理が働いています。
スティンザ―効果
会議で使えるテクニックはこちら。会議では座る位置が重要です。長方形のテーブルの場合は、辺が短いほうに座る事で心理的にリーダーシップを取りやすくなります。逆に長い辺に座ると多くの意見を聞き出しやすくなります。
また、何か意見を通したい会議では、人は正面に座った相手に反論を仕掛けてくる傾向があるため、対立しやすい人との位置関係も重要です。
ピグマリオン効果
ギリシャ神話に出てくるピグマリオンという王様。
この王様が恋焦がれていた女性をイメージし彫像を作りました。神様が、ピグマリオンの女性への強い願いに感化されて、像を人間に変えたという話から来ています。
人は期待されると応えようと一生懸命に頑張ります。期待されたり褒められたりすることで成績が伸びるため、リーダーやチームで仕事をする人は必須で使いたいテクニックです。

調査員M
褒められて伸びるタイプです
両面提示の法則
メリットもデメリットも教えてくれる販売員さんに会うと信頼感がアップして、購入までしてしまうということないですか?これが両面提示の法則です。
正直に話してくれている、自分の事を考えてくれていると感じ、意見を聞き入れやすくなり購入に繋がることが多くなります。
まとめ
心理学は人や自分を理解すること。もっと自信がつけば、仕事はもちろん恋愛もうまくいくかも。明日からすぐ使えるものばかりなので、少し意識して試してみてください。