10月1日は日本酒の日

日本固有の製法で造られた日本酒。お酒っぽい味がするや悪酔いしやすいなどのイメージから苦手な人も多いかもしれません。
しかし、ちゃんと知って、自分が好きな味が分かれば、食事との相性も抜群。日本酒の日に向けて少し日本酒を学んでみましょう!

日本酒とは

米・米麹・水を原料とする日本酒。原料を発酵させて「醸造酒」の一種です。

日本酒を選ぶための基礎知識

日本酒の種類

日本酒は、吟醸酒、大吟醸、純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、特別純米、特別本醸造に分けられます。原料の米をどれくらい削っているか、醸造アルコールを入れているかで、何種類にも分けられています。醸造アルコールを入れることで、香りが華やかになり、精米歩合が低いほど雑味がない味に仕上がります。

自分好みを見つけるポイント

温度

日本酒は様々な温度で楽しむことができます。爽快なすっきりとした味わいの日本酒は、冷でというように、お酒に合わせて温度を変えるのがおすすめです。

日本酒度

味の甘辛を決める日本酒度。糖分が多いとマイナスになり、アルコール分が多ければプラスになります。

酸度

日本酒のキレを表す数値です。酸度が高いと辛口の日本酒になる事が多いようです。

アミノ酸度

旨味やコクを出すアミノ酸。しかし、アミノ酸が多すぎると雑味の原因になります。

日本酒の選び方

香りで選ぶ

深く芳醇なものから、すっきりしたもの、甘みを感じるフルーティなものなど、一口に日本酒と言っても、香りも様々です。

ラベルで選ぶ

かわいいラベルやおしゃれなラベルは、女性向けに飲みやすいものが多いです。そのため、自分の勘を信じて頼んでみるのも楽しみが広がりますよ。

料理に合わせて選ぶ

白身の魚にはすっきりとした日本酒、お酒の味をゆっくり楽しむなら芳醇な日本酒など、料理に合わせてお酒を選ぶのも◎。料理もますますおいしく仕上がります。

初心者おすすめの日本酒は?

日本酒度の低いもの

日本酒度の低いものの方が初心者でも飲みやすい当たり口のものが多い傾向にあります。

甘口

辛口はすっきりしている反面、アルコールの味がしっかり感じられるものもあります。初心者さんには甘口から初めてみるのがおすすめです。

ひやで飲む

比較的燗にするとお酒らしい香りがふわりと香ることが多く、冷から挑戦してみましょう。

初心者におすすめの飲み方

水を準備しよう

日本酒を飲むとき、水は必須です。体内のアルコール濃度を下げることで、酔いを抑えることができます。

氷を入れてもOK

無理をせず氷を入れて飲んでもOKです。甘口の日本酒に氷を入れるとぐっと飲みやすくなりますよ。

迷ったら相談

迷ったら思い切って店員さんに「飲みやすいもの」を頼むのもおすすめです。好みの味を見つけたら、それを伝えるとお気に入りの銘柄に出会えるかも。