爪育がブーム。かわいいネイルは美しい爪から

今、自爪を美しくするのが流行っているって知っていますか?
都心部では自爪育成サロンがオープンするほど。美の伝道師“田中みな実さん”も足しげく通っているそうで3年間自分で爪を切っていないというのだから驚き。
かわいいネイルも健康な爪があってこそ。ただただ長くても掛けていたりデコボコだったり乾燥していたら美しい手先とは言えません。
かわいいネイルをした時気分がウキウキするように、手元のケアはとっても重要。

今回はお家でもできる爪育について徹底的に調べてみました。

爪にとってNG行動

ジェルネイルを自力で取る

日常的にジェルネイルをしている方の中には、浮いてきたら自力で取ってしまう方もいるはず。実はこれ絶対NG。爪へ負担がかかるので、ネイルサロンでオフしましょう。3週間をめどにネイルを変えましょう。同じように根元の甘皮処理もサロンで行うのがベストです。

爪切り・深爪・爪を噛む

爪が伸びたときに爪切りを使用するのはやめましょう。爪は層になっているため、爪切りを使用することで余計な負担が掛かります。形がガタガタになったり二枚爪になったりする原因にも。

爪先を日常で駆使する

机の書類を拾う時、ジュースのタブを開けるとき、シール状のものを剥がすとき、汚れを取る時など、ついつい爪を駆使していませんか?爪を使うと便利なのは分かりますが、かけたり避けたりする原因です。なるべく爪先を使わず他の道具を使うように心がけましょう

爪先を触る癖がある

爪先をついついいじってしまう人や爪先で机をこんこんする人いませんか?
こういった癖で慢性的に爪に圧力をかけている人は要注意。爪の層が割れ、脆い状態になっています。

爪の裏の汚れを掻き出してしまう

爪が伸びてくると汚れが気になってしまう私。ついつい先のとがったもので掻きだしていましたが、これも爪にとってはNG行動。
後に記述しますが、美しい爪にはハイポキニウムを育てることが重要です。爪の汚れを書き出すことで、ハイポキニウムを傷つけていたのです。

ハイポキニウムを育てるのが爪育のポイント

美爪の鍵を握るハイポキニウムって知っていますか?
ハイポキニウムは別名爪下皮(そうかひ)と言って爪と指の間に薄皮のような部分です。

  • 指と爪の間から雑菌が入るのを防止
  • 爪がはがれるのを防ぐ など

重要な役割が有ります。
ハイポキニウムがはがれていたり無理やり掻きだした爪は、どんなに爪を伸ばしても、爪のピンクの部分は短いまま、ガタガタの爪になってしまいます。

一度剥がれてしまうと形成するまでに時間が掛かってしまいます。日常で駆使することが多い爪だからこそ、今日からできるケアがたくさんあります。

今からできる自爪育成

できるだけ爪は伸ばす

ハイポキニウムを育てることが自爪の育成では重要と記述しました。爪が伸びてくると気になって深爪気味に切ってしまうという人は要注意。ハイポキニウムも一緒に切っている可能性大です。やすりでも同様なことが言えるので、爪はなるべく伸ばし、サロンでケアしてもらうのがおすすめ。伸びてくることで自分のツメの問題点も良く見えますよ~!
私は伸ばすことで2枚爪とハイポキニウムが短いことに気付きました……

保湿

乾燥した指先
乾燥した指先はこんな感じ。
ささくれや手荒れが気になります。
爪は皮膚と同じくタンパク質で出来ています。肌と同じようにしっかりと保湿をすることで厚みのあり滑らかな爪になります。爪の縦じまや折れやすいと悩んでいる人はもしかしたら乾燥が原因かも。

根元だけではなく、裏側まで保湿できるようにネイルオイルや補修液を使用するのがおすすめ。爪がしなやかになると割れたりするのを防いでくれます。
爪先をくるくるマッサージをしながら塗り込むと血行促進効果も。

自爪保護・保湿を目的にしたベースコートも販売されているのでそういった商品を使うのも◎です。

手袋をする

保湿に有効なのが手袋。ちなみに田中みな実さんは寝るときにハンドクリームをたっぷり塗った後手袋を使用しているらしいですよ。
食器を洗う時のゴム手袋はもちろんですが、乾いた洗濯物を畳んだりするときにも水分が奪われています。日常的には綿やシルクなど天然素材の手袋を習慣にしましょう。

爪切り絶対禁止

簡単に取り入れやすいこちら。爪を切るという行為は実はものすごく大きな圧が掛かっています。前述したハイポキニウムがその衝撃ではがれてしまうことも。爪切りの代わりにやすりを使用し、一方方向から削るようにしてみてください。

2021年は爪育を

美しい爪は女性らしさや清潔感を演出します。
手洗い消毒などで手が乾燥しているからと諦めずにケアをしてみると、数カ月で美しい爪へ成長するかも?

爪が小さいのは生まれつきと諦めないで、顔や髪と同様に日常的な爪のケアを今日から始めてみましょう。