SNSで見かけたナイトキャップって?

最近インスタグラマーがここぞとばかりに使っているナイトキャップが気になっています。
寝ぐせがつかなくなった、髪がまとまるようになったなど様々な口コミを見かけましたが本当かどうか気になるところ。
今回は、気になる噂や使い方について紹介します。

ナイトキャップとは

その名の通り、寝る時に被る帽子の事を指します。もともとはシラミを防いだり、防寒目的で作られたそうですが、現在はヘアケアの一つとして取り入れられています。
渡辺直美さんや紗栄子さんがInstagramで紹介したことから注目が集まっているようです。レースやリボン、柄、色も様々で美髪効果だけでなく見た目も外国人みたいでかわいいと人気を集めています。

シルク素材が多い理由

ナイトキャップというと外国の赤ちゃんのようなシルクの素材のものを思い浮かべる人も多いはず。実際、ナイトキャップはシルクやコットンなど天然素材のものが多いです。これは、化学繊維は摩擦などで静電気が起こりやすいから。

シルクは、湿度管理に優れており、汗をかいても蒸れにくく快適な湿度を保ってくれます。特有の保湿成分により頭皮と髪の乾燥を防いでくれると髪に嬉しい効果が多い素材です。

コットンは、値段の手ごろさ・お手入れのしやすさから初心者さんにもおすすめ。気兼ねなく洗濯機でも洗えるため、一度試したいという人はコットンから挑戦してみても良いかもしれません。

選ぶときは天然素材のものを選ぶようにしましょう。

ナイトキャップの効果

元々ナイトキャップは、近世のヨーロッパでシラミ防止、かつらを外した時の単発を隠すために広がりました。今では、きれいな髪を作るアイテムとして人気が出ています。

摩擦防止

頭は、体重の10%ほどの重さがあると言われています。就寝中この頭の重みを直接受け、こすれ合い髪の毛には摩擦が発生しています。
枝毛や切れ毛、抜け毛の原因となる摩擦から、ナイトキャップを被ることで髪の毛を保護してくれます。

寝ぐせ

くせ毛の人がナイトキャップを使用することで翌朝髪がまとまったという驚きの口コミも!
これは、髪の毛に寝ている間に変な癖がついたり、髪の毛の乱れや絡まりを防いだりしてくれるおかげ。翌朝までまとまりのあるスタイルがキープされます。

乾燥を防ぐ

肌と同様、髪の毛と頭皮にも乾燥は禁物。ナイトキャップで適度な湿度を保ち、乾燥によるかゆみやフケ、髪のパサつきなどを防いでくれます。

気温の変化に対応

汗をかき首や顔に張り付く髪の毛が気になる夏、布団から出ている頭部が寒い冬。就寝時に気になる悩みも解消してくれるのもポイントです。睡眠中の不快感を軽減するので睡眠の質が高まったと感じる人も。

香りをキープ

お気に入りのシャンプーやトリートメント、ヘアオイルの香りを朝までキープしてくれるのも嬉しいポイント。サラサラでいい香りのする髪を目指すにはぴったりのヘアアイテムです。

正しい被り方

ナイトキャップは正しく被らないと逆効果にもなります。

  1. 髪をしっかり乾かす
  2. 軽くオデコからかぶる
  3. 髪を手ぐしでまとめて毛先を丸める
  4. まとめた髪をナイトキャップへ入れる

まとまらなかった短めのおくれ毛をしまえば完成です!
ナイトキャップを被る前に、洗い流さないタイプのトリートメントやヘアオイルを付けるとよりつやつやの髪になるのでおすすめ。

注意点

髪は完全に乾いてから

濡れている髪はダメージを受けやすくなります。いくら摩擦を防いでくれるとは言え、濡れたままの髪で使用するとキューティクルが開き傷んでしまいます。また、雑菌が増える原因ともなるため濡れた状態の使用はNGです。

髪は内側に折りたたむイメージで

ナイトキャップは癖がつきにくくなると言いましたが、適当に髪を入れると益々寝ぐせがひどくなります(当たり前)。
キャップに入れる時には内側に折りたたむようなイメージでまとめてからかぶるようにしてください。

清潔な状態を保つ

寝ている時だけ使用するものなので、あまり洗わなくても良いように感じるかもしれませんが、できれば毎日洗ってください。ナイトキャップのメリットには汗を吸収してくれるという点が有ります。

きつすぎないサイズに

サイズが小さいものは締め付けが気になってしまったり、大きなものは寝ている時に外れてしまったりと、サイズ選びは重要なポイントです。
また、髪を中に入れるため、髪の長い人はゆとりのあるデザインを選んでください。
おすすめなのはサイズを調節できるタイプを選ぶと自分の頭に合わせられるタイプです。

ナイトキャップで翌朝のお手入れをらくちんに

髪がきれいになるのはもちろん嬉しいですが、朝のヘアセットが簡単になるのもナイトキャップの魅力のひとつ。
最近では300円程度で手軽に手に入れられるものもあるので、寝ている間に絡まる、寝ぐせがひどいという人は一度試してみるといいかも。