2020.08.05
ヘナタトゥーでかわいく肌見せ♡知っておきたい注意点も
もくじ
ヘナタトゥーって何?
東南アジアなどでよく見かけるヘナタトゥー。私もやったことがあるんですが、時間が経てば落ちるし旅行の特別感も味わえて、現地だと安い!
夏の肌見せにかわいいなあと思うんですが、そもそもヘナって何なんだろうとふと疑問に思いました。
ヘナタトゥーとは
ヘナという植物を使い、タトゥーのように肌に模様を描き染めるボディーアートです。ヘナアートやメヘンディとも言われています。
インドから始まり東南アジアなどで好まれており、私のように旅行先で経験した人もいるのでは?時間がたてば消えるので、ファッション感覚でボディーアートを楽しむことができます。
ヘナタトゥーの歴史
発祥の地はインドと言われており、その歴史は3000年~4000年前からとも言われています。
祭りや結婚式にメイクのように身体を装飾するものとして親しまれています。ヘナタトゥーをすることにより“幸運を呼ぶ”“魔除けになる”“健康を祈る”など、ヘナの木の生命力の強さから、様々な願いが通じると信じられているそうです。
ヘナタトゥーの仕組み
染色を行うヘナを粉状にし、レモンやコーヒーなどを混ぜたペーストでデザインを描いていきます。タトゥーは皮膚に針を刺してインクを注入して絵をかきますが、ヘナタトゥーは皮膚の上に乗せているだけです。肌の表面の角質を染めるため、肌のターンオーバーにて色が落ちるという仕組みです。
ヘナタトゥーが消えない!?消えるまでの期間は?
皮膚のターンオーバーによってヘナタトゥーは必ず消えます。期間は個人差があります2週間~1か月ほど。ちなみに染色後、24時間~48時間が最も濃い発色になると言われています。
ヘナタトゥーでアレルギーが起きる?
ヘナタトゥーを挑戦するうえで絶対知っていてほしいことがあります。それは、天然のヘナを使用していないブラックヘナと呼ばれるものが存在すること。
自然由来ではなく、化学物質が含まれており、染まりがよくなったり長持ちしますがアレルギーを起こす可能性があります。ヘナの色は落ちても、この物質によりアレルギーが起き、炎症や水膨れが引き起こされ、あざが残ることもあります。
ボディーアートをしてもらう際には、天然の素材のヘナはオレンジやブラウン以外ないこと、化学物質が含まれていないことに注意しましょう。
ごくまれにヘナでもアレルギーがおきる
誰にでもアレルギーがあるように、天然のヘナでアレルギーが起きる可能性もゼロではありません。心配な人はパッチテストをお願いしましょう。
もし、かゆみなどが出てきた場合は、すぐにペーストを洗い流してください。歴史も長いヘナタトゥーは安心できる方法ではあるのですが、リスクもあることを理解し、心配だったら行わないようにしましょう。
ヘナタトゥーのデザインと意味
宗教とのかかわりが深いため、絵柄にはそれぞれに願いや意味が込められているものが多いです。見た目がかわいいのが一番ですが、意味を知っておくことで、もっとお気に入りになるかもしれません。
蓮の花
泥の中でも美しく咲く蓮は、仏教とヒンドゥー教では神聖な花の象徴。大きく花を咲かせることから、素晴らしい人生の暗示や再生、優美、純潔、女性の強さや美しさを表しています。
クジャク
羽が開いているものと、閉じているもので意味合いが変わります。羽を開いているものは愛情、閉じているものは成功を意味しています。
月
愛を表現する月のデザインは、愛の継続や、保護、穏やかな愛など静かなエネルギーが隠されていると言われています。
マンダラ
宗教的な意味合いが強いマンダラは宇宙の象徴と言われています。美しい模様は、ヘナタトゥー以外にもさまざまなデザインで使用されています。
日焼けに注意
ヘナは消えますが、ヘナタトゥーを施した場所に日焼けをすると、日焼け跡が残ります。夏の肌見せにぴったりなヘナタトゥーですが、日焼けには注意しましょう。
まとめ
夏の肌見せにワンポイント見えるとかわいいヘナタトゥー。デザインによって願いが違うのもおしゃれさをアップしてくれます。小さなものから挑戦できるのでおしゃれの幅を増やすような感覚で、楽しんでみてください。