自宅ヘッドスパが話題?

ヘアサロンの人気メニューでもある「ヘッドスパ」。

頭皮・ヘアケアだけではなく、リフトアップや血行促進、首・肩こりの解消など嬉しいメリットがたくさんあります。
毎週ヘッドスパ受けにサロンに通いたいけど、お金も時間もかかるので、なかなか現実的ではありません。そんな願いを叶えるために今自宅でヘッドスパが、はやり始めているみたいです。

様々なグッズが販売され、サロンさながらのヘッドスパが可能になりました。
週に1度のご褒美にとっておきのヘアケアができるように自宅ヘッドスパのやり方やポイントなどを紹介します。

ヘッドスパとは

頭皮のマッサージやクレンジングを行うことをヘッドスパのメニューとしているサロンが多いです。炭酸やオイルなどそれぞれのサロンで工夫を凝らした展開を行っています。

ヘッドスパの効果は

  • 汚れの除去
  • 凝りをほぐす(血行促進)
  • リラックス
  • 頭皮、毛髪ケア
  • 顔のリフトアップ

汚れの除去

頭皮は、皮脂の分泌が多く毛穴の詰まりやべたつきを招きやすい箇所です。それに加え、シャンプーやトリートメントの洗い残し、ほこりやちり、スタイリング剤など目に見えない汚れが落ちていないなど問題は山積み。
これがフケや臭い、かゆみなどを引き起こします。ヘッドスパで丁寧にクレンジングを行うと、こういった頭皮トラブルの対策にも◎です。

凝りをほぐす(血行促進)

目や首、肩など普段から酷使している筋肉と繋がり、影響を受けやすい頭皮。知らない間に凝り固まっていたという人も多いです。
頭皮の凝りは、抜け毛や白髪、薄毛などの原因の一つです。血行を促進することで、栄養や酸素をしっかり細胞まで届け、健康的な毛髪を育ててくれます。

リラックス

頭にはたくさんのツボが集結しています。マッサージしながらツボを刺激することで、疲れがほぐれるようにリラックスできる人も。
脳のストレスを軽減し、自律神経も整いやすくなるため、良く寝れるようになった、朝スッキリ起きれるようになったなど心への効果も期待できます。

頭皮、毛髪ケア

美しい髪は、健やかな頭皮から。いくらヘアケアを頑張っていても頭皮の状態が悪ければ、一向に改善しません。パサつきや広がり、抜け毛など髪の悩みを抱えている人は頭皮ケアの見直しが必要かも知れません。

顔のリフトアップ

顔と頭皮は繋がっています。凝り固まった頭皮が、ヘッドスパにより揉み解され、ぐっと顔を引き上げてくれますむくみやたるみの解消やトーンアップに繋がる人も多いみたい。

自宅ヘッドスパの手順

  1. ブラッシング
  2. オイルクレンジング&マッサージ
  3. 洗い流し&シャンプー
  4. コンディショナー
  5. ドライ
  6. マッサージ

ブラッシング

軽くブラッシングを行い、汚れを簡単に落とします。また、ブラッシングには髪のほつれを取り、摩擦で髪が痛むのを防ぐ役割もあります。

オイルクレンジング&マッサージ

オイルでべたつかないか不安になるかもしれませんが、脂性である頭皮の汚れは、水では落とすことができません。シャンプーの前にオイルを地肌全体によく馴染ませ、指の腹でマッサージを行います。すると頭皮の汚れが十分に浮き上がり、汚れがしっかりと落ちます。

500円玉大程度を手に取り少しずつ頭皮に付けていきます。ヘッドスパブラシなどを取り入れて、首筋や鎖骨もリンパを流してあげると、フェイスラインもすっきりしたりと嬉しい効果を発揮してくれます。

洗い流し&シャンプー

ぬるま湯でしっかりと洗い流したあとにシャンプーを使用します。シャンプーの成分が残っていると頭皮トラブルを起こすのでよく流すように注意してください。
炭酸ガスを含んだ炭酸シャンプーなども毛穴の汚れを落としてくれるのでおすすめ。泡立てる必要もないためらくちんなのも◎。

コンディショナー

シャンプー後はいつものようにコンディショナーで保護していきます。この時にシャワーキャップなどでしばらく置いておくとよりサラサラに。

ドライ

タオルドライが住んだらドライヤーで乾かしましょう。

マッサージ

頭頂部に向かって気持ちいい程度の力でマッサージをしていきましょう。全体の凝りをほぐし、血行を促してくれます。

自宅ヘッドスパのおすすめアイテム

マッサージオイル

オイルは全身にも使用できるホホバオイルなどが◎。クレンジングオイルは強力すぎるので使用しないでください。

ちなみにインドのアーユルヴェーダで使用されるオイルは「ごま油」だそう。ビタミンEが豊富に含まれていて、エイジング効果を発揮してくれるのだとか。

ホホバオイル/無印良品

無印良品ホホバオイル
出典:https://www.muji.com/

ヘッドマッサージャー

「美容院のような本格派のヘッドスパをしたい!」という人におすすめなのが、ヘッドマッサージャー。クシのような形で手にもって使用するタイプと美容家電と言われる電動のタイプがあります。

多くのメーカーからヘッドスパに関するアイテムが発売されています。購入するときに必ず押さえたい選び方のポイントは以下のふたつ!

  • 使用用途をチェック
  • 防水機能付きか
使用用途をチェック

マッサージャーには、振動などで「頭皮のコリを解消するタイプ」と溜まった汚れを「洗浄するタイプ」があります。どちらも兼ね備えた商品もありますが、自分の使用するタイミングなどを想像して選ぶことが重要。

頭皮エステ サロンタッチタイプ ピンク EH-HE9A-P/パナソニック

パナソニック頭皮エステ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07N7Q26HG

硬さの違う2つのブラシと5つのモードを搭載したマッサージ機。プロのハンドテクニックを研究し再現し、頭部をもみほぐしてくれます。
充電残量が少なくなるとランプが点灯しお知らせしてくれるので、初めてでも使いやすさ◎です。

防水機能付きか

ドライヘッドスパと言われる頭皮マッサージで使用するのであれば特に不要ですが、抑えておきたいのが防水機能。シャンプー時に使いたい、お風呂のリラックスタイムを格上げしたいなど様々な要望に応えてくれます。

自宅ヘッドスパの注意

刺激は強すぎないものに

いくら気持ちが良いからと言って、刺激の強いものはNG。先のとがった金属のようなものや頭皮用ではないケア用品などは使用しないようにしましょう。髪の毛が生えていて見にくい部分なので、ケガをしたり膿んでしまうこともあります。

頭皮状態に注意

痒みや痛みがある時は、ヘッドスパはお休みを。
刺激を与え、さらに症状が悪化することも考えられます。また注意したいのが日焼け。頭皮も日焼けしますし、皮膚と同じように皮が捲れることも。日焼けしている肌は火傷と同様の状態です。日焼け後はヘッドスパではなく保湿ローションを使用したり鎮静するようなケアにしましょう。

やりすぎ注意

頻度には注意が必要です。しっかりと汚れを落とすことが出来るヘッドスパですが、毎日行うと、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい乾燥を招きます。週1、2回程度にしておきましょう!

清潔なものを使用する

お風呂で行うため、グッズの取り扱いには注意が必要です。扱いが雑だとかびてしまったり劣化することがあることは注意しましょう。いつも清潔な状態をキープできるように使用後はしっかり洗浄したり抗菌機能がついているものを選ぶのがベストです。

自宅ヘッドスパでいつまでも健やかな髪を♡

頭だけでなく、肩やデコルテ部分までケアできるのは自宅ならでは。少し手間もかかりますが、一度やってみると頭皮の爽快感や髪の毛の変貌は驚きですよ。

美容効果だけではなく、睡眠の質の向上など健康にも嬉しい効果が多いヘッドスパ。
ホームケアでも、専門店級のケアを引き出すグッズもたくさん登場しています。価格帯も手を出しやすい3,000前後からあるため、プレゼントにもピッタリ。
グッズを活用しながら、おうちでのお風呂の時間をもっと充実させてみてはいかがでしょうか?