2020.10.05
ピンクリボンとは?乳がん検診とセルフチェックについて知ろう
10月はピンクリボン月間
毎年10月はピンクリボン月間になっています。
10月1日はピンクリボンデー、10月中は乳がんについての啓発キャンペーンが開催されます。
何となく知っているけどピンと来てない方も多いはず。
今回は、女性は必須で知ってほしい
- 乳がんになりやすい人
- 乳がんについての基礎知識
をまとめてみました!
きちんと知り、自分の身体と向き合うきっかけにしてくださいね!
ピンクリボンとは、ピンクリボン運動とは
ピンクリボンとは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン、もしくはそのシンボル。
引用:Wikipedia
始まりは諸説あるようですが、1980年代のアメリカで乳がんが原因で亡くなった女性の家族が、もう二度とこんな悲しいことを繰り返さないように願いを込めて作られたのがピンク色のリボンだったと言われています。
乳がんは直らない病気ではないため、しっかりと検診を受け発見してほしいということからこのキャンペーンが10月に行われています。
乳がんになりやすい人は?
若い人でも乳がんのリスクはあります。そして、知っている人も多い通り、若年性のがんは進行が速いため注意が必要です。
乳がんを発症しやすい人は傾向があるようです。心当たりがある人は特に注意をしてください。
- 初産が30歳以上
- 授乳期間が短い人
- 長期の女性ホルモン剤の使用
- 初経が11歳以前
- 閉経が55歳以降
- 肥満体質
- 乳腺炎になったことがある
- 自身や血縁者に乳がんになったことがいる
上記は、あくまで傾向でしかありません。
乳がんは、身近な病気になってきています。過信はせず、必ず検診を行いましょう。
乳がん検診に行こう
乳がんになる人はどれくらいいるの?
年間、約35,000人が乳がんにかかっています。これは、11人に1人が掛かる計算になります。
また、そのうち1万人ほどの人が命を落としています。
乳がんを発症する人が多いのは40代後半から50歳代前半ピークとなっていますが、20歳を過ぎたあたりから発症リスクが認められているため注意が必要です。
早期発見なら直る病気
乳がんと聞くと、【乳房を取り除く、死んでしまうかも】とイメージするかもしれませんが、早く見つかれば見つかるほど、この2つのリスクは下がります。
無料や格安での検診を行ってくれる自治体もあります。もちろん医療機関での検査もできるので、必ず1年に1回は検診を受けるようにしましょう。
乳がんの検査ってどう選べばいい?
乳がん検診を初めて受ける時に、検査が何種かあるのに驚いた人もいるのでは?
代表的な
- 超音波検査
- マンモグラフィー
の特徴から自分にとってどちらが適しているか考えましょう
マンモグラフィー
X線を使用し、検査機器に乳房を挟み撮影します。
触っても見つけられないような奥にあるがんやごく早期のがんも発見できますが、乳腺への負担が発生するため、40歳以降の人に良く使用されています。
超音波検査
超音波を当て、影が見受けられないか探します。痛みや負担がほぼ無く、X線を使用しないので、妊娠中の人も検査可能です。
まとめ:定期的な乳がん検診を
がんは現代病で、誰でもかかる可能性があります。
毎年一回は検査を受けて、早期発見予防に努めましょう。